"理央が優しいといつまで経っても自立できない…"
"いいじゃん?俺がずっとそばにいるし"
匂いに敏感で、苦手な匂いだと気分が悪くなってしまう絢斗。その場に座り込んでしまうほど匂いに敏感。
そんな綾斗なのですが、理央の匂いだけは勃起してしまうくらいいい匂いで…って書いてて笑ってしまうんやけどそーゆー話しなの。
1巻が去年の11月くらいにでたんだっけかな?発売されてすぐ読んで、それからというもの結構この御本というか絢斗について思い巡らしてた。
絢斗は美容師さんになるために学校に通ってるんだけど、美容師さんって匂いだらけの仕事じゃない?
薬剤の匂いもだし、お客さんの匂いも間近でかなり間近で嗅がないといけないから色んな職業の中でも匂い嗅ぎランキングがかなり上位やと思うねん。
美容師さんを目指す理由もきっちり1巻に描かれてありもちろん応援したいんだけど、絢斗かわいさのあまりどうしても別職業に興味を持っていただけませんでしょうか…。と願わずにはいられなくて、この半年間もくもくと絢斗が就くべき職業を悶々と考えてたわけです。コンビニへの道すがら、猫にちょっかい出している時、大嫌いな料理をしてる時、「絢斗の職はコレがええんちゃうか…?あ、でも同僚とか臭かったらあかんもんな…」とか誰に頼まれた訳でもなく、絢斗自身も美容師さんになるて言うてるのに勝手に考えた結果、超精密機械とかの組み立て?設計?みたいなエンジニアが良い。という結果に至りました。
無菌状態の作業が良い事から薬の開発?みたいなことも思ったけどやっぱり液体系は匂い問題あるから、精密機械だと匂いないしクリーンスーツとか着てする作業なら無臭だし、神経質な人が多そうな職種(ごめんなさい)だから、絢斗の匂いが苦手ということも理解してくれる人が多そうだなと思ったの。
今から大学とかに入り直したりして大変だとは思うけど、匂い問題はクリアできそうだから、絢斗!私!見つけたよ〜!ぴったりの職業みつけたよ〜!ってなっててん。勝手に。
2巻で急にエンジニアになるよ〜みたいな事にはもちろんならないんだよね。当たり前やけど。
そやけどこの半年間絢斗の職種探しをしていた私にとってなんだか、へぇ〜〜〜って雷うたれたよ。
一言で言うと
今時やなぁ。
ってすごく思ってん。
結論からいうと絢斗は理央のお母さんの美容室に就職する。
理央のお母さんは絢斗が匂いに敏感である事をもちろん理解してます。だからきっと無理なことはさせないでしょう。
お一人のサロンだから新規客がバンバン来ることもないでしょうけども、万が一、小汚いくっさい客が来ても絢斗は接客しないでしょう。
理央は最先端大型店で修行を積み、技術を身につけ、それを大型店は無理そうな絢斗に教えてあげる。そして将来的には理央も母親の店を継いでいつまでも2人はフォーエバーラブ。
この上記の状況、今時やな〜〜〜〜って感心してん。
へ〜〜〜って。
無理なことを頑張らない。
やりたい事は諦めない。
って事が今時やな〜って思ったわけです。
恋人のお母さんのお店なんて随分楽ちんな道を選びますな。と昭和世代は思わなくもない。
楽ちんで何が悪いの?ってことなんですよ。なにも自分からハードモードを選択しなくていい訳です。不必要に頑張る必要はないんですね。絢斗は学校でもすでに頑張ってるし充分努力してるわけですね。
そもそも美容師なんてやめて違う職業にしなさいよ。匂いが苦手なんだからさー。っていう半年間の私が愚の骨頂なんですね。美容師になりたいて言うとるがな!パーマのくるくる巻くのだって誰よりも早くキレイにできるくらいがんばってるの。それやのに勝手に職探しをしまくってごめんね、絢斗。
出来る範囲の中で精一杯の努力をする。それでいいやん。っていう感じが今時なんやなぁってほんまに思ったわけってこと。
この御本の攻めの理央、かっこいいよね。クールだけどすごく優しくて。
そして、セックスの時の表情がいいです。
通常、ここまでクールイケメンですと、感じてます〜っていう表情をなかなか見せてくれないのが美しい系攻め様なのですが、割といつも余裕なく感じちゃってます。喧嘩になるとうっすら涙浮かべてます。そんな君が大好き。お互い切磋琢磨して素敵な美容師さんになってください。