"俺このまま死んじゃうかも知れないしさ"
独特の絵柄、リズム感のある本作はノレる人とそうでない人が別れそう。
もちろん言うまでもなく私はノリノリに乗ったノレた民なんだけど、ノレない人の気持ちも分からいでない。
特定の作者をだすのは良くないことなんだろうけどものすごく人気の作家さんだからまぁなんとなく許されるのかもしれないけど、怒られたら消すわな。
わたしいくえみ先生とことごとくリズム感があわないの。
あの洗練されたリズム感、お話の展開のおもしろさ、登場人物のリアル感のあるいやらしさと共感、そしてメンズキャラの男前具合。どれをとっても最高級なんだけどどうしてもリズムがあわないの。だから全然頭に入ってこなくてそれは私が100%悪いわけであるというだけのことなんだけどね、
今作のように、ストーリー、リズム感、絵柄全てが独特の世界観をもつ作品は読み手を選ぶんじゃないかな？ってことを言いたいがためにいくえみ先生ごめんなさい。
この御本は合う合わないというより、首根っこをつかまれて、枕に押し付けられて強烈なお香を焚かれてるような一種の陶酔があるんですね。
一言でいうと「持っていかれる」
だからその雰囲気に存分に酔えばよろし。
そうして、読み終わるころには、生でセックスしたいってただそう思う。好きな人とセックスしたい。
そう思う。大事なことやとおもう。
