文無くて
通じるンすね!?
おもしろいよね。
沼助はお仕事を真剣にしてる。
殿と家老の間を行き来する密書をね、全身全霊で届けてるよね。
仕事を完遂するその真剣さが面白くて、
受けになったり攻めになったり狙われたり大忙しで気がつくとすっかり夢中で読んで笑って、あぁ読み終わりたくないってなる。
たまーに、郵便屋さんが、配るの嫌になっちゃって、配らなきゃいけないお手紙をどっかに捨てちゃったり家に隠してたりしてたってニュースみるやん?
本当、そんな嫌なら仕事辞めたらええのに。ってスルッと思っちゃうけど、割とその類のニュースは心に残って、ぼーっと考えちゃうんだよなぁ。
罪を犯したその日はほんの数通のお手紙だったのかもしれん。
DMの類の、さして大事じゃないだろうってものかもしれない。
(どんなお手紙が大事か大事じゃないかは送った本人と受け取った本人にしか分からないけど)
あ、バレへんやん。ってなって、今日は10通、一週間後は100通とかなってさ、
お手紙だから、どんどん溜まっていくやん?
罪が目に見えて溜まっていく様を眺めながら今日もまたその束に手紙を捨てるのって、なんちゅう悪いことしてるねんな。
そんな職務放棄も甚だしい不届き者は沼助を見習いなさい。
あぁ本当おもしろかった。
「分かっておるわ!」でいちいち笑っちゃうんだよね。
もう一つのお話、白椿も好きだな。