もう…
お腹いっぱいだ
食べきった
満足です
序盤にでてくるまこっちゃんのこのセリフ。
死生観が大変に自分と同じで、この物語はきっと自分を夢中にしてくれるんだろうと確信した。
世間的には異常と見なされる性癖によって生きにくいまこっちゃん。
悪魔を召喚してその内臓(モツ)を生きたまま食べさせてほしいと願う。その代償は自分の命。
無事契約が履行された時は即ち、まこっちゃんが死ぬ時。
自分で死ぬ時を選べるのなら、心の底から幸せな時に死にたい。
悲しみの中では死にたくない。
あ!今日死にたいな!って思う時はいつだって幸福の中にいる時だから。
ちなみに2021年で死にたかった日は、夏の暑い日にコロナで閉鎖された殆ど人のいない海水浴場に日焼けをしに行った日。(日焼けするのすーごく好きなの)
雲一つのない晴天で、バカみたいに暑くて、ビールを飲んで、砂浜にねっ転がって、太陽で肌が焼けて、暑くなれば、キレイな海に身体を浸す。
あ!今日死んでいいかも!ってなったよ。
因みに死ぬ年齢を決めててそれはまだまだなんだけど終わりが決まってるからやりたい事はやり尽くしたいって思って生きてる。
そして最期の時には、1番好きなスクエアプッシャーを爆音で聴きながら死にたい。
まーた感想から脱線した。
まこっちゃんは、Jとのセックス(?)のそのあまりの良さに満足だと、契約成立を宣言して、この世では死んで悪魔の世界で悪魔になるよーってことから物語がスタートしますねや。
ストーリーもさることながら、圧倒的な画力による世界観が圧巻。
悪魔は人間とは遠いビジュアルだからその一つ一つのキャラクターが魅力的でワクワクさせてくれるんだ。
特に私は堕天娼に惹かれまくっていて、その造形に一目見た時から夢中になっちゃった。
関西弁を話すところもシルエットも名前もファッションもすべてが私を夢中にさせちゃう。
気がついたら堕天娼を落書きしてしまうくらいのお気に入りのキャラなんだ。
さしてうまくないんだけどせっかくだから。
ネイルにすると描き込みすぎてわけわからんくなると学んだ。
シンプルにオリジナルの絵柄がいいという当たり前の事実を知った。
まさかの先生にリツイされたために、海外の人にいいねされまくった。優しい。
主にロシア人多数だったので、ロシアでのMADK人気はすごいのかな。
ロシア人はネイルでも割とエゲツないことしがちの国民性でいつかロシアでネイルをしてもらいたい。
あ、また感想から逸脱。
堕天娼は大きな枠でいうと一応健気受け的な感じなんやろう。
健気受け好きなんで、わたし。
この物語は
DK、素敵な悪魔になれるかな??ワクワクドキドキ成長日記⭐︎ なんだけど、成長しとるよ。まこっちゃんは。
初体験のとき、
父親と対峙するとき、
翼を手に入れる時、
確かに恩を貰った堕天娼に再会する時、
そしてJ攻略術を思いついたとき、
いつだってまこっちゃんは私の予測を遥かに超える方程式を見せてくれて、その度にまた一段と深くこの物語の虜になるんだ。
先生はもうすぐ完結するとおっしゃられてるから
この異色のストーリーを最後まで貪り尽くしたい。たくさんのロシア人と共に。