ほんとーにただの独り言なんで
スルーしてください。
前回の独り座談会からだいぶ経ったので
あれからたくさんのボーイズを見守ったおかげで
いろんな自分の知らなかった性癖や思考が変化したからそこを中心に考えていきたい。
昨日、「寺崎くんと野崎くん」ってBL本読んだんだ。
優等生溺愛攻めとピュアなヤンキー受けで本当にかわいかった。
この攻め受けとかわいいって文言からどんな内容か分かるやん?
たくさん読んだし。
内容が分かるなんて失礼だけど、だいたい分かった上でこっちも買ってて、まぁ自分の予想を遥かに超えてかわいかったんやけど。かわいすぎて胸いっぱい。
ってほら、なんでこうなるんやろう?と。
内容をだいたい把握している本を次から次へと買っている自分がなんでなのか知りたい。
冷静に俯瞰で見ると、そんなのおかしいやん?
特にこの本は波乱が特にないねん。
多少の波は立っても大きな波はない。
それがいい。
真剣に読んでるからあんまり大きい波あるとこっちも大ダメージ食らうから。
だから甘いの読みたいときに読み返そうって大事な本になった。
なんでこんな好きなんかは未だちゃんと説明できんのやけど、糸口になりそうな件があったから座談会開いてみたんや。
BL好きになって1年にも満たない私だからジャンルのこととかあんまりよく知らないから勘違いも多いかもだから間違ってたらごめんなさい。
BL本と
ゲイの人がゲイの人に向けて書いた本とはなんか線引きがあるみたい。
初めそこに気付かなくて、
へームッチムッチですっげえな。って思ってたんだ。
Twitterでゲイの作者さんを追ってると
あ、ここゲイの界隈なんだ。ってやっと気付いて、
作者さんをフォローされてるかたを覗き見してたら
割に女性に対して辛辣な言葉を吐いてて、
びっくりしたけど、言い得て妙というか言葉はキツいけど言うてることはまぁそうですな。って感じで。
そこではゲイの人がゲイの為に本を書いてて
女である私はまるで透明な存在に感じたの。
実際そこでは透明な存在だしね。
それがたまらなく居心地がいいことに気づいた。
そこが衝撃やった。
昨今、ジェンダー格差とかにすごい敏感やん?
男だから、とか女だからとかそーゆーのだめ。って。
自分は女だから、今までの価値観だと搾取される側やったわけやん?
自分がそういう弱い立場でおって、それを是正していきましょうってなってる現状が、へー自分ってなんか搾取される側だったんだ。ってきょとん。ってなったんやけど、思い出したんだ。
高校生の時毎日満員電車で通学してたんだけど、
ほぼ毎日痴漢にあってたんだよな。
16歳とかやん。スレてないし。
それなのに、怖い!とかいう感情はなくて
痴漢にあえばなんとなく我慢して
それはあかんやろ!ってことに及んだら小さく抵抗してて、痴漢に合わない日があると、あー今日はラッキー!なんもされんかった!ってノー天気に考えてたんだけど、
決して楽しんでる訳じゃなくて、凄く嫌やったんやけど、
なんか
しょうがない
って感情やったんやと思う。
自分は女子高生だし満員電車なんだから「しょうがない」
そのうち彼氏ができて毎日彼氏と乗ってたから合わなくなったんだけど、なんとなくその話は誰にもした事がなくて、特に「しょうがない」って淡々と受け入れた自分がなんか違和感はあったけど、まぁはっきり言って最近までその事実さえ忘れてた。
そう、最近思い出してびっくりした。
めっちゃ犯罪やん。
なにがしょうがない、やねんな。
大声だして喚き散らかして怒たって会社もクビになったらええんやそんなヤツ。
そしてその時、しょうがない、と思ってた自分こと自ら搾取される側を疑問も持たず受け入れてたんだ。
だからすごく自分の根底にその意識は塗りたくられていたんだ。っていう事実。
そのことに気付いてからなんか悶々悶々してなんだけど、ゲイの人がゲイの人のための本を見て、ここに自分は全く必要ありませんってのが、なんやろ?うれしいとかじゃなくて、うーん、難しいな?なんていうんやろこの感情。
分からん。負の感情でないことは確か。居心地よかったの。でも私は全く必要とされてない世界だから早々にお暇した。おじゃましました。
私がなぜこんなにBLが好きなのか?
ボーイズたちのラブを真剣応援してるからこそ、そこに私は全く必要なくて関係なくてそれがなんでこんなに好きなのかを読み解く鍵の一つがあるんじゃないかな。
女嫌いのゲイの人、勝手にTwitter覗いてごめんな。
でも一歩前進できた。ありがとうやで。
追記
わかった。
なんで居心地がいいのか。
この人たちはそういった形で絶対に自分を傷つけることはない。ということが明確だから居心地がいいんだ。
しょうがないと流して記憶から消してたけどやっぱり傷ついてたんや。あの頃。