俺まだイッてへんけど
帯のおしっこさせてください。
狂気のひと夏
煽りますね。
今日のブログは殊更下品ゆえ、自衛くださいね。
私思うの。
おしっこがしたいならうんこもしたいよね。
(ね、下品。)
何日間にも渡る監禁物でも、おしっこの話はでてもうんこの話ってとんとでない。
それは一体なぜなんでしょう?
セックスの度に大活躍しているお尻の穴ですが本来の目的であるうんこについて不自然にもその話題を避けて通るのは何故なの?
みんな毎日してるよね?セックスは毎日してなくてもうんこは毎日してるよね?見慣れてるよね?なぜ?
まぁ綺麗じゃないし地雷の人も多いんでしょう。
こちらの御本でももちろんうんこはしてません。
飲み物を飲む描写はあっても食べ物を食べる描写がない。故にうんこもない。
そこは推してしるべしなんでしょうか。
商業誌にうんこはNGなのかな。
潤くんはたくみくんの目の前でおしっこをする事に羞恥を覚えてた。
おしっこってそんな恥ずかしいんやろうか。
自分基準で申し訳ないけど、別に恥ずかしくない。セックスする間柄であればおしっこを目の前でする事なんて全くもって恥ずかしくない。
ただうんこは恥ずかしい。
羞恥に塗れさせ尊厳を失うことは人前でうんこをする事やと思う。
(こちらの御本では、別にたくみくんは潤くんを辱めたい意図は一切なく、ただ利便性のためにバケツにおしっこをさせただけなんだけど)
昔、江川達也のゴールデンボーイって漫画読んだんやけど、他人を屈服させるのに脱糞ってことを余す事なく使ってた。脱糞は恥ずかしいよね。絶対。
また脱線しちゃった。
監禁した張本人であるたくみくんが餓死寸前までいってることを鑑みると、2人はほとんど食事をとっていなかったのかもしれない。だからうんこはそんなにせんのかも。
自分の出したうんこを他人が手ずから処理したのなら、それは双方特別な関係になるに違いないけどね。
うんこについてまだまだ考えたいんだけど、とりあえず2人の狂気の夏について。
潤くんは見た目よりだいぶと精神年齢が低い子供なんやろう。
相手がどうこうって訳じゃなく、自身の親子関係問題もあるし性愛に酷く拒絶心があるのかな?って感じたな。
それが夏の間に少し大人になったんやなかろうか。
なりたくなかったやろうけど。
もし、このままたくみくんが帰って来なかったらって恐怖だよね。絶望するには十分すぎる。
2人のやりとりは置かれた状況の異常さに反して、全く友達のようなリズム感で肩透かしを喰らうようでもあって、狂気が太枠で強調してくるようでもある。
さて、この夏休みが終われば日常が戻る訳だけど、
誰も彼も腫れ物に触るように2人を避ける。
そうしたら、より一層2人は、夏の監禁部屋よりずっとずっと2人ぽっちの世界に入り浸る。
それでいい。
さーてと。勝手なBGM
ROBERT HOODは常日頃からテクノの教科書と呼んでまして。必ず欲しい音が欲しいタイミングであって非の打ち所がない完璧なテクノなんですね。
それでいて音も上品。
この曲はちと耳障りな音が入って気になるんだけど、それがいい。